気持ちのいい晴れの日も多いこの頃。お元気でしょうか、皆さま。
記憶的には去年より暖かい気もするのですが、これからがちょっとコワイ。
久しぶりの好きな音楽のお話。アマゾンとYahoo!オークションで、数枚まとめて手に入れました。JOHNNY, LOUIS & CHAR (ジョニー、ルイス&チャー)と、PINK CLOUD (ピンク・クラウド)。
メンバーはこの3人。日本が世界に誇っていいギタリストであるチャー、
元イエローのドラムのジョニー吉長、元ザ・ゴールデン・カップスのベースのルイズルイス加部。
ジョニー、ルイス&チャー(JLC)として1978年に活動を始め、1982年にピンク・クラウドと改名。1994年、解散。
ロックを中心に、アコースティックな美しい曲も多数。きわめてシンプル。
日本のトリオ・ロック・バンドでは史上最強だと思う。日本人離れした感覚の中にも日本らしい
メロディーラインや繊細さが漂う楽曲は、独特のモノ。加えて3人の超テクニック。
それをひけらかす訳でも青スジ立てる訳でもなく、フツーにやっちゃってるのがスゴ過ぎる。
3人ともいわゆる”葉っぱ”で捕まっちゃった事があるっていうのも、それらしくてスゴ過ぎる(笑)。
あるライブの途中で、「今日はウチの子供がむずがるので」と1人(加部さん?)が帰ってしまった
という話を聞いた。ウソかホントか知らないが、でも彼らを知ってる本当のファンは怒らない。
「しょうがねーなぁ」と笑って許せてしまう。
その時は客で来ていた金子マリが、ステージに上げられたらしい。これもまたラッキー。
チャーはギターに没頭していた少年時代、心配した両親に「お前は将来何になるつもりなんだ!」と言われ、「これ」と壁に貼ってあったジミー・ヘンドリックスのポスターを指さしたそうだ。
音楽も彼らも、そんなどこかやる気がないような、力の抜けた感じが最大の魅力なのだ。

デザイナーとして忙しい毎日を過ごしていた頃、音楽の趣味が合い、仲の良かった同僚に教えられ
ハマっていた。現在でも特にチャーは、フェンダーのムスタングやストラトキャスターを愛する
ギターフリークから、カリスマ的な支持を集めている。
それぞれソロ活動を続けているが交流は続いており、2007年には3人が一緒のステージに立った。
3人とも息子や娘は音楽の道を歩んでいる。もう50代半ば。こんなオヤジになりたいものだ。
ワタシは主なアルバムはレコードで持っているのでCDには手を出さず、そのうちにCDも廃盤。
今はレコードを聞く環境もデジタル化する機材もないし、CDも近郊の中古店では見かけない。
iTunesで買えるのだけど、データではなくモノとして手元に欲しくなった。
1枚はアマゾンから、他はYahoo!オークションで。1人が5枚出品していたので一挙に手に入った。
それぞれ¥750〜1,700。どれも新品同様の状態で嬉しいかぎり。
改めてCDを聞くと鮮明なのは良いけれど、クリア過ぎて音が薄く感じられなくもない。
ノイズ混じりのレコードの音を少々懐かしく感じた。彼らの音楽にはレコードが似合ってるのかも。
でも、やっぱり、いいなぁ。また当分ハマりそうだ。
朝晩と日中の気温差が大きく感じますね。油断しないように。
本文中の画像・動画は ”Amazon” ”Google画像検索” より。