朝晩はめっきり気温が下がり、寒い日も多くなってきたこの頃です。
寒さにはめっぽう弱いワタシですが、秋晴れの日は気持ちがいいですね。
スペシャルイベント「Back to the Mac.」。リアルタイムでご覧になった方もいると思いますが、
ちょっと雑感を。発表されたのは5つ。iLife ’11、FaceTime for Mac、Mac App Store、
Mac OS X Lion、MacBook Air。
その中で一番多く時間が割かれたのが「iLife ’11」。機能アップがメインでしたが、注目はiPhotoで採用された「フルスクリーンモード」。
メニューバーやドック、別のアプリ、ウインドウが表示されず、
作業に集中できます。今回の重要なキーワードのひとつです。
ワタシも早速iLife ’11にアップグレードしてみました。
サイズが極端に小さくなってます。
iWebとiDVDは変更無し。ワタシがiLifeで1番使うのがこの2つなのでちょっと寂しい。
そしてワタシの1番の注目は、なんといっても「Mac OS X Lion」。
紹介されたのは新しいインターフェイス。「Mission Control」は開いているすべてのアプリ・書類を
一目で確認・選択。「Launchpad」はすべてのアプリ・書類をiPadのように画面に表示する機能。
そして「フルスクリーンモード」。そしてそれを操作する一手がタッチジェスチャー。
そう聞くとiPadのようなタッチスクリーンのMacを想像するかも知れないがAppleはそれを否定した。理由は明確。タッチで操作するには画面が水平でないと手が疲れてしまうから。
マジックマウス、マルチタッチトラックパッドでそれを可能としたのがMac OS X Lion。
アップルのMac OS X Lion先行告知ページには、「Mac OS Xのパワーに、iPadの魔法を。」とある。
Lionは来夏にリリース予定。これらはまだほんの一部だと思われるので、楽しみは続くよ。
MacからiPhoneへ。iPhoneからiPadへ。そしてまたMacへ。Mac OS XからiOSへ。
そしてMac OS Xへ。技術・環境がフィードバックされ、開発され広がっていく。
それは切れ目のない輪をなし、回り続けるのでしょうか。
Mac OS X Lionで採用されるフルスクリーンモード、Mission Control、Launchpadと
iPhone、iPadを考えると、将来的にはDockが消え、やがてFinderも消えるのかも知れない。
そしてMac OS XとiOSが統合され、ひとつのOSになるのかも知れない。
ハードでいえばMacBook Airに代表されるように、ハードディスクや光学ドライブが消える日も
そう遠くないのかも知れない。うーむ。
今回、他にもFaceTime for Mac、Mac App StoreとMacBook Airの発表がありました。
なんだかいろんな事を妄想してしまう、とても内容の濃い、興味深いイベントでしたね。
Macな方々もそれぞれいろんな事を思ったようで、ブログなども大賑わいでした。
Macなあなたはどうでしょう?
しかーし、Jobsは年内にもうひとつ発表があると言ってるようです。えー、なになにー?
札幌は初雪ですと。ここらも明日は寒くなりそうです。風邪など引きませんよう。
本文中の画像・動画は ”Apple” より。