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紫光、シン・ゴジラ。


相変わらず不安定な天気。もう真夏のように暑いかと思えば、半袖では少し肌寒い日。
今日、明日が梅雨最後の雨ということで、関東甲信の梅雨明けは今週中らしい。

公開まで3日を切った「シン・ゴジラ」。昨日25日にはTOHOシネマズ新宿でワールドプレミアが開催され、監督やキャストが登場。ゴジラの体高と同じ118.5mのレッドカーペットを歩き、3000人のファンとの交流を楽しんだという。とても楽しそうな嬉しそうな皆さんの姿が印象的です。

脚本・総監督の庵野氏は「東宝にしては珍しいくらい、いろんなことを秘密にした作品。先入観なしに観ていただきたいと思っています。今回の映画は正攻法で作っていますので、皆さん安心してご覧になってください」と語り、監督の樋口氏は「庵野はアニメ、僕は特撮と、30年以上ずっと違う道を歩んできたつもりだったけど、久しぶりに一緒にものを作ることができました。脚本に描かれたゴジラ、特撮映画、日本映画への気持ちをどこまで壊さずに完成形へ持っていけるかを意識して作った作品です」と感慨深げに語ったようです。

19日には新しい予告編を公開。これまで4月に公開された映像が流されてきましたが、 今回の新たな予告編は庵野総監督が自ら編集したもののようです。映画館で流れているものとはまた違うということですが、何にしても新しいものが公開されて、ちょっと一安心な感じ。


前半はゴジラ出現で混乱する人々、住宅地を進むゴジラ。政府閣僚、関係者の対策会議シーン。後半では自衛隊による攻撃、顔面に砲火を浴びても何も感じないように進むゴジラ。今回の予告編は物語の展開を追っているように見えます。

自衛隊による作戦行動が開始されるが、粛々と進み続けるゴジラ。その出自、生態、日本との関係、その行動には何か目的があるのか。その姿型には意味があるのか。ゴジラの謎の一切合切が明かされるかどうかは分かりません。庵野総監督の描くゴジラ像はいかなるものか。
ゴジラへの興味は尽きませんが、今回ワタシが一番期待したいのはこれまでのゴジラ映画では描ききれなかったと思える部分、人間ドラマ。

予知不可能な巨大災害とも言える未曾有の巨大生物出現に対して、有意無意に重ねられる対策会議。自衛隊の出動とその作戦行動は如何に決定されるのか。おそらく全く効果のない初期行動に絶望する人々と希望を捨てない人々、現実主義と理想主義。世界と日本の関係、日本人の特質。神のごとき完全生物に対し下されるであろう最終決定。
3.11を経験した近年の日本社会の中でどう描かれるのか。少なくとも二十余年前に画期的なリアリズムで怪獣映画の枠を越えた、「平成ガメラシリーズ」を上回るものを期待したい。

天を仰ぎ咆哮するゴジラ、赤光するその身体。そしてその光が紫色に変わった時…。
予告編はここで終わる。紫光の意味する物は。ゴジラは、人々は、日本はどうなるのか。極上のエンターテインメントであることは間違いないでしょう。ここにまた日本の「怪獣映画」の新しい試金石が誕生するのだろうか。

24日に幕張メッセで開幕した国内最大級の造形イベント「ワンダーフェスティバル2016(夏)」では、竹谷隆之氏製作の形状検討用1号雛形の展示を始め、「シン・ゴジラ」関連の最新情報を公開。
そこで発表されたのが庵野秀明プロデュース・ゴジラ雛形レプリカ特別版(1号雛形仕様)「シン・ゴジラ」。販売は海洋堂で値段は¥993,600!。レジンキャスト完成品で未塗装のようですが、竹谷氏製作物の完全レプリカ。完全受注生産で10月下旬発売予定だそうです。すんごい…。



いよいよ梅雨明けです。噂通りなら今年は怖いなぁ、夏。 
本文中の画像・動画は “GIGAZIN” “YouTube” 他より。
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