あれから2ヶ月以上。皆さま、お元気でしょうか。お久しぶりです。
我が部屋はガラスのショーケースが大小2つほど倒れ、他のケース内も崩れ、完成プラモやフィギュアがいくつかやられましたが、ガラスは割れず。扉付の本棚からは本やCDが飛び出して散乱。
倒れそうに揺れる液晶TVとiMacを、両手を目いっぱい伸ばして押さえていたワタシは、
落下したプリンターをスネに受けましたが、出血だけですみました。
この辺りは大事もなく、同居の両親も近所の姉家族も、みんな無事でした。
原発問題、計画停電など、それ自体と周辺事の大きさは人生最大サイズの地震経験でした。
被災地への気持ちばかりの寄付もしましたが、現状で出来ること、自分大の生活を続けています。
ただいまイヤホンやポタアン(ポータブル・ヘッドホン・アンプ)に興味津々。
現在メインで愛用のイヤホンは「PHILIPS SHE9700」。3つ目のカナル(耳栓)型。
3サイズのイヤピース、延長コード、ポーチ付属。Amazonのアウトレットで¥3,980が¥1,800ほど。アウトレットといってもたまに箱が多少つぶれている程度の新品らしいので安心。
PHILIPSと聞くとヒゲ剃りやコーヒーメーカーなどが思い浮かぶけど、CDをSONYと共同開発したり、レコード時代からオーディオ製品を手掛けてきたオランダの老舗電器メーカー。エラいのだ。
「SHE9700」はPHILIPS現行の入門機。形式はセミオープンのダイナミック型。
各所での評価通り、音質は”重低音フラット”。ボワンと膨らまずこもらずキレのいい低音に、
中高域も埋もれることなく刺さらずワイドレンジ。
価格からくる想像以上に、楽しい音を聞かせてくれる。イヤピースを選べば音漏れはほぼ無い。
カナル型はイヤピースでも音が変わってしまう。¥1,000ほどのSONY製イヤピースも付けてみたが、
低音が出すぎてこもり気味。着け心地も軟らかで遮音性も悪くない付属イヤピースに戻した。
今は色んなタイプのイヤピースが発売されているので、それを試すのも楽しみの1つ。
1万円クラスのイヤホンと勝負できるとも言い、聞いた人がみんな驚くというのもうなずける。
イヤホンを探している中でお気に入りとなったイヤホン専門店、「e☆イヤホン」での年間売上げランキングでは、発売された2008年〜2010年の3年連続で第1位を獲得している”殿堂入り”イヤホンなのだ。
で、さらに少しでも音を良くするために、エレコムのiPod用
リモコン「AVD-RCAD1BK」をiPhoneとイヤホンの間に追加。
イヤホンジャックからは内蔵アンプを通った音が出力されるが、iPodやiPhoneに使われている内蔵アンプは、サイズやコスト面からあまり良いモノではないらしい。
Dockコネクタからなら内蔵アンプを通さない生音が出力される。解像感、微少音など確実に違う。
という訳で、今のところiPhone+AVD-RCAD1BK+SHE9700を常用。今まで取り込んだ音源も、
レートの低いMP3やAACではなく、CD音質のAppleロスレスに可能な限り取り込み直した。
これは面倒で大変な作業だったけど、音の違いは明らか。
音が変わっていく、好みの音を見つけていくのが楽しい。昔は低音・ノリ重視傾向だったかなと
思うけど、今は解像度が高いクールなモニター指向の音が聞きたい。音の好みも変わるね。
久しぶりのオーディオ熱ですが、いつまで続くやら。オーディオはいつだってお金次第(笑)。
イヤホン関係の情報を漁っているうちに知ったのが、大阪の日本初イヤホン、ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」というショップ。
そのスジでは有名店。WEBショップやブログでの情報量と、店員さんたちのレビューが楽しい。
初心者向けのガイドや、素人丸出しユルユルグズグズのUSTREAM放送などは、大いにお役立ち。
興味のある方はぜひ寄ってみてや。おもろいで。
いきなりの新iMacにはビックリしましたが、iPhone 4のホワイトモデルも発売され、
次期iPhoneは秋頃になりそうだし、夏予定のLionまでは大事もなく過ぎそうな感じでしょうか。
これからイヤーな梅雨の季節。いい音聞いて楽しく過ごそう。皆さまも。
本文中の画像・動画は ”Amazon” ”e☆イヤホン” 他より。